皆様はビットコインをご存知でしょうか?
おそらく名前くらいは知っている方もいると思います。
今回は ビットコインって聞いたことあるけど、よくわからない という方向けの記事です。
- ビットコインとは?
- ビットコインって怪しい?
- ビットコインの価格は上がる?
- 簡単5分でビットコインの始め方
- 筆者のビットコインに対する考え方
一言で表すと、「 次世代のインターネット技術を搭載した通貨」です。
ビットコインの説明には必ず「ブロックチェーン」や「分散型台帳」といった難解なワードが登場しますが、
本記事ではなるべく専門用語を使わずに、ビットコインの特性・魅力を解説していきます。
目次
ビットコインの特徴
データ 革命
第一の特徴として、ビットコインは データの革命 です。
特に情報保管と更新が革命的です。
従来はデータの保管は 企業が独自に所有する、データサーバー に保管されていました。
このデータベースは一箇所にしかないので、改ざんやハッキングのリスクに晒されています。
ところが、 ビットコインの場合は データを特定の一箇所ではなく、 ネットワーク参加者全員のコンピュータに保管しています。
ビットコイン データを改ざんするには、 ネットワーク参加者の過半数より多くのコンピュータを用意する必要があり、ハッキング はほぼ不可能 と言われています。
事実、ビットコインがネットワークが始動してから14年間 一度もダウンしていません。
- データは参加者全員で管理
- 極めてセキュリティの高いデータ保管システム
通貨 革命
第二の特徴して、 通貨革命 である点です。
ビットコインは極めて優れた資産性・支払い性を有しています。
私たちは日本円などの法定通貨を使用して生活しています。
しかし、この法定通貨は国の中央銀行が発行しており、 通貨価値を自在にコントロールしています。
例えば国家が戦争状態になれば、中央銀行が機能しなくなるリスクがあり、 日本円が無価値になるということもあり得なくはありません。
対してビットコインは、完全に自立し、外部の影響を受けることなく世界中で使用可能です。
非常に簡単な例として、アメリカのお店で日本円札を使うことはできませんが、 ビットコインであれば、支払い可能です。
- 完全に自立した支払いシステム
- 国家の影響をほぼ受けない
- 世界中で使用可能
手数料 革命
ビットコインのライトニングネットワークはクレジットカードの一般的な手数料2−3%より 圧倒的に安い手数料で送金可能 です。
本例では 約400万円の支払いを わずか100円 程度の手数料で実現しており、 既存の決済プロパイダーより圧倒的低コストです。
なぜ ビットコインはこれほど手数料が安いの?
これはビットコインが従来の企業とは全く異なる運営方式だからです。
現在の主流な決済サービスは Visa や マスターカード 身近だと PayPay などが、 該当しますが これらは 企業が利益を上げるために 高い手数料を設定しています。
これに対し、ビットコインは ネットワーク参加者に働いた分だけ報酬として支払われる 仕組みになっており、 無駄な中抜きがありません。
- 非常に安い手数料
- 中抜きがまったくない
この中抜きがまったくない というのは無駄なコストが一切発生せず、 ビットコインが起こす革命の筆頭といえます。
ビットコインって怪しいの?
世界的に通貨として承認を受けているビットコインは 結論から言うと 「全く怪しくありません」
ただし、 注意が必要でもあります。
ビットコインを名目にした投資詐欺などは、いくつか散見されており、 「確実に儲かる」などの話に踊らされて 結果詐欺師にお金を騙し取られてる方がいます。
ビットコインが怪しい(危険)というよりは、 ビットコインについてよくわからずに、流行ってるからと「ビットコイン」を騙るプロジェクトに飛びつくのが危険と言えます。
ビットコインの正しい知識を身につければ 詐欺に遭う可能性は非常に低くなります。
ビットコインの価格は今後どうなる?
ずばり、私はビットコインの将来性は 非常に有望 だと考えています。
いくつかの根拠と共に紹介します。
大企業が相次いでビットコインに参加
2022年8月中旬には運用資産規模10兆ドルを超える最大手投資運用会社 blackrock が機関投資家向け 「ビットコイン投資信託」の提供を開始しました。
今までは個人や一部の企業が限定的に投資していましたが、 投資会社で「ビットコイン」を採用する動きが相次いでいます。
今後大手の金融機関や機関投資家による買いが入れば価格は上昇する可能性があります。
また、 大手企業が相次いでビットコインに参入する様子は、客観的に見て ビットコインが認められている動きが広まっている とも考えられます。
法定通貨に採用する動き
2021年には、 中米エルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用 しました。
これは、その国ではビットコインによる支払いが標準と認められていることになります。
その他の国でも法定通貨採用の検討を進めているなど、 自国通貨が弱い国では、安定したビットコインを法定通貨に採用する動きが加速しています。
普及の起点はなんとアフリカ
ビットコインの中心といえば、 米国(アメリカ)を想像するかもしれませんが
実は今最もビットコインが利用されているのは、アフリカ です。
アフリカではビットコインの取引量が 2.6% と世界最大です。
世界では銀行口座を持っていない人が 20億人 以上いるとされていますが、 そういった人々を中心にビットコインの利用が進んでいます。
今まではイノベーションの中心は常に 先進国でしたが、 ビットコインは 環境に恵まれていない 発展途上国から有用性を認められて普及しています。
ビットコインの価格は上がる?
私はビットコインの価格は今後「上がる」と予想しています。
客観的な指標も織り交ぜて今後の展望(予想)をご紹介いたします。
ストックフローモデル は 1BTC が 1億円 に
ビットコインの価格を予想するモデルに「ストックフローモデル」というものがあります。
これは 需要と供給から、金や銀の価格を予想するために作られた指標ですが、 ビットコインにも応用することができます。
ビットコインは4年に一度 供給量が半減する 半減期 というものがあり、希少性が高まり続けることから 時間経過と共に値上がりする という考え方です。
水色ラインが予測、 赤ラインが実際のビットコインの値動きとなります。
多少の外れはあるものの、大まかに予測値動きに近い 価格になっていることがわかります。
この予測では 2025年に1BTCあたり、 100万ドル(1億円)に到達するとされています。
1億円はさすがにありえないのでは? とも思えますが
当初40円ほどだったビットコインは現在400万円と、当時の 10万倍以上 になっており、あり得ないと言い切れない意見だと考えています。
金との比較 で 1BTC が 6700万円
私はこちらの 金とBTCを比較した価格予想 を好みます。
実は ビットコインと 金(ゴールド)は極めて似た性質を持っています。
- 数に限りがあり、希少価値がある
- 世界中どこでも価値が認められている
- 投資対象である
- 世界情勢の影響を受けにくい
このように、ビットコイン と 金は非常に似ており、 ビットコイン を デジタルゴールド と呼ぶ方もいます。
ビットコインが金と同格になった場合を見てみましょう。
金の時価総額は 約1,300兆円 になりますが、 ビットコインの時価総額は 約77兆円です。
1,300 ÷ 77 = 16.8
単純に計算して金はビットコインの 16.8倍 の価値があります。
では、同じ価値になった時のビットコインの価格は、以下のようになります。
400万 × 16.8 = 6720万円
いかがでしょうか、比較的現実的なラインだと考えています。
0円(無価値)になる・・?
当然ながら ビットコインが上がるという意見があれば、 「下がる」という意見もあります。
登場時は いずれ無価値になるなんて言われてましたが、 ビットコインネットワーク開始より 14年経ちましたが無価値になる気配はありません。
ただ、 伝説の投資家と呼ばれる ウォーレンバフェット氏 などは暗号資産に否定的な意見を持っていることで知られています。
このことから 様々な視点からビットコインを分析することが重要であると言えます。
簡単5分でビットコインを始める方法
ビットコインの始め方をご紹介します。
取引所は様々ありますが、 私はコインチェックがおすすめです。
500円から購入可能かつ、 様々なコインを購入でき、運営会社も上場企業なので信用性が高いです!
- 500円から購入可能
- 取引手数料が無料
- 初心者の方でも使いやすいデザイン
- 金融庁登録で安全性もバッチリ
筆者のビットコインに関する考え方
私は 7年以上前に初めて暗号資産取引を行い、 それ以来ずっと最新情報をウォッチするようにしています。
今は AI や ビットコイン技術など、 私たちの目に見えないところで技術は凄まじい勢いで進歩しています。
ただ漠然と眺めていては、 今後の変化に取り残される可能性が非常に高いです。
ここで重要で、私が本記事で最も伝えたいことがこちらです。
「今後に備えて準備をしておく」
これに尽きます。 え? 準備? となるかもしれませんが、
ビットコインに投資をしなくても、 ビットコインの口座を開設しておく、 ビットコインの知識をつけておく という姿勢が重要です。
ビットコインの口座を開設しておくことで、ビットコインが必要になったときにすぐに購入することができます。
AI、ビットコインに関するところは私が最も得意とするジャンルなので、 今後も記事を追加していきますので、よろしくお願いします!