仮想通貨BTRSTとは,WEB3.0 分散型人材プラットフォーム Braintrustで使用されているガバナンストークンです。
Braintrust はWEB3.0を活用した「働きたい人」と「企業」をマッチングさせる分散型プラットフォームです。
従来の人材マッチサービスと異なり、労働者側の搾取が全くないところが特徴です。
Braintrsut(BTRST)の特徴と将来性に期待できる理由と購入方法について解説します。
- Braintrustとは?
- BTRSTトークンに期待できる理由
- BTRSTの購入方法
目次
BTRSTの価格
名称 | Braintrust |
トークン | BTRST |
特徴 | 分散型人材マッチプラットフォーム |
価格 | 138円 |
時価総額 | 182億円 |
発行枚数 | 2億5000万枚 |
公式サイト | https://www.usebraintrust.com/ |
今後のBTRSTの価格はBraintrustの発展次第となります。
Braintrustについて詳しく説明をしていきます。
Braintrust(BTRST)とは
Braintrustは2018年10月にローンチされた分散型人材プラットフォームです。
仕事をしたいワーカーと仕事を発注したいクライアントのマッチングを支援しています。
従来の人材派遣業とBraintrustの違い
現代の人材派遣業は主に労働者から高額な手数料を取り,本来労働者に支払われる報酬の何割をも仲介手数料としてカットしています。
また,企業が求める人材とミスマッチが生じるリスクもあります。
- 高額な仲介手数料
- 要求スキルのミスマッチ
- 人材選定は不明瞭かつ,派遣会社に依存
Braintrustはそのような問題を解決するWeb3.0のプラットフォームです。
- 管理者がいない分散型組織
- ワーカー(労働者)の手数料が無料
- 人材(企業)紹介でBTRSTを入手可能
- NASAやゴールドマン・サックスも求人を出している
- 企業とワーカーのミスマッチが起こらない
管理者がいない分散型組織
Braintrustは特定の管理者を持たない分散型組織(Dao)です。
従来の人材派遣業のように,特定の誰かの利益を追求した方針ではないので, 人材紹介による中間搾取が存在しません。
Braintrustの企画・運営には誰でも参加することでき,方針決定は投票によって行われます。ガバナンストークンであるBTRSTを1トークン,1票として組織運営に参加できます。
過去の決議内容はブロックチェーンで確認できるため、非常に透明性の高いプロジェクトです。
ワーカー(労働者)の手数料が無料
Braintrustではワーカーは収益の100%を受け取ることができます。
クライアント(発注者)は10%の手数料を払うことになりますが,支払われた10%の手数料は自動的にBTRSTに交換され,Braintrustネットワークに活用されます。
手数料はBraintrustコミニュティの協力者に還元されるため,企業が利益のために徴収している手数料とは全く異なるシステムです。
Braintrustに協力することで報酬を貰える
具体的に,以下の方法でBTRSTを報酬として受け取ることができます。
- 他の人材をネットワークに招待する
- 人材を雇用する雇用主(企業)を招待する
- プロジェクトの審査に協力
※Braintrustでは労働者を「タレント」と表記していますが,本記事では馴染みやすい「ワーカー」という表現を使用します。
大企業がBraintrustに求人を出している
NASAやゴールドマン・サックス,Nike,ポルシェといった著名な組織や大企業がBraintrustに仕事を発注しています。
これらの大企業から信用を得ているということはプロジェクトの強みとなります。
企業とワーカーのミスマッチが起こらない
Braintrustではワーカーとクライアントが直接マッチします。
従来の人材派遣業と異なり,人材のミスマッチ,スキルのミスマッチが起こりにくい仕組みです。
万が一仕事に問題が生じてもBraintrustコミニュティ参加者がプロジェクトを仲裁するため,企業側が一方的に理不尽な要求をしたり,プロジェクトが有耶無耶になって進行しないという心配はありません。
BTRSTに期待できる理由
BTRSTはBraintrustで使用されているガバナンストークンです。
BTRSTの今後は,Braintrustが普及するか次第ですが,期待値は大きいと考えています。
取引成立でBTRSTが購入される
Braintrustではクライアントが10%の手数料を支払いますが, 支払われた手数料は全てBTRST購入に使用されます。
購入されたBTRSTはBraintrustネットワーク協力者への報酬などに使用されます。
そのため,Braintrustで仕事が成立する度にBTRSTの買い圧力が生じることになり,長期的に値上がり要因となります。
発行枚数が有限
BTRSTは発行枚数が2億5000万枚となっており,これ以上供給されることはありません。
株式と異なり新株発行で価値が希薄することもないため, 需要は伸びつつけると考えられます。
主要な取引所への上場
現在BTRSTはCoinbaseやDex(分散型取引所)で取引可能ですが,世界最大の取引所バイナンスや,超大手のkraken,kucoinなどの主要取引所へは上場していません。
今後バイナンス等に上場することで,取引が活発になり価格が上昇する可能性があります。
Braintrustは超成長市場
Braintrustは超成長市場です。
こちらはBraintrustに登録されている仕事数を表したグラフですが, 2019年から右肩上りとなっており,特に2021年から急速に成長していることがわかります。
こちらがBraintrustに登録しているワーカー(労働者)の推移です。
同じく2021年に急速に増加し,ネットワークが拡大し続けていることを示しています。
こちらのグラフからも読み取れる通り,Braintrustは始まったばかりのイノベーションであり,これからも継続的に利用者が拡大していくと予想されます。
これらの情報は,Braintrust公式ブログで公開されており,透明性を持った運営をしていることにも期待できます。
【参考】Braintrustブログ:The Future of Work.
BTRSTの価格推移
年間チャート
2022年は暗号資産の冬ということもあり,高値は500程度となり、 年間を通して下げ基調となりました。
全期間チャート
全期間チャートでみると,現在の130円台は最安値級の水準であり, 2023年にビットコインが上昇トレンドになれば,現在の価格は底値になる可能性が高いです。
- 国内の取引所で口座開設
- イーサリアムなどの暗号資産を購入
- Coinbaseへ送金
- CoinbaseでBTRSTを購入
Braintrustに将来性はあるか
今回は分散型人材システムのBraintrustをご紹介しましたが,
このプロジェクトは非常に期待値が大きいと考えています。
ワーカー(労働者),Braintrustネットワーク協力者の利益を最大にするようなシステムになっており, 唯一 クライアントが支払う手数料もBTRST購入に充てられ,そのBTRSTは参加者に還元されます。
人材や企業をBraintrustに紹介することでBTRSTを受け取れる報酬制度もあり,今後ますます普及すると考えられます。
現時点では日本語の求人や日本の企業は利用していないようですが, Web3.0は国境を超えたプロジェクトです。
世界的にBraintrustの利用者が増えていけば,日本での利用も拡大していくと予想しています。